新着ニュース

2010/07/15
  • アウトキャンパス・スタディ事例

(株)高見澤本社訪問レポート 総合経営学科 兼村ゼミ

千野総務部長からのお話

質問するゼミ生

質問するゼミ生

OGの竹内碧さんからのエール

アウトキャンパス・スタディを取り入れた授業の一環として、総合経営学科 兼村ゼミの学生が、(株)高見澤本社を訪問しました。以下、レポートをご紹介します。
 「地域企業の実態を知る」をテーマにする兼村ゼミでは前回の㈱ナガノトマトに続き、7月8日、㈱高見澤本社(長野市)を訪問いたしました。同社は元々、土木・建設を主事業としてきましたが、公共工事の削減など近年の同分野を取り巻く厳しさから特産品事業や中国事業、ボトルウォーター事業など10分野にものぼる新しいビジネスに進出しております。日頃、学生たちには「なぜ?どうして?」という問題意識を持つよう指導しておりますが、訪問の際にも、どうして、そのような分野に進出したのか、なぜ、それが可能になったのかについて中心にお話いただき(写真1)、またゼミ生たちからの質問にもお答えていただきました(写真2・3)。

 そこで解ったのは、新しいビジネスはこれまでの仕事と関連するものであり、また社員が自身のアイデアを積極的に提案し実現したものであること、その際に必要な技術や知識は他社から人材をスカウトすることなどですが、これらを含め、お話いただいた内容をレポートとしてまとめるよう義務づけております。お話を聞いてゼミ生たちが何を感じ、何を学んだのか、そのレポートを楽しみにしております。

 また今春、大学を卒業し同社に就職した竹内碧さんから後輩たちに就活に向けてのエールもいただきました(写真4)。入社してわずか3ヶ月ですが、社会人として見事に変貌(?)していることに驚きと喜びを感じるとともに、ゼミ生たちもこうした立派な先輩の後に続いて欲しいと願うばかりです。

 最後になりましたが、若い学生たちが、こうした貴重な機会を得られるのも地域企業の皆様のご協力があってこそです。その意味で「学生の訪問を受け入れるのは今回が初めて」であったにもかかわらず、ご多忙のなか長時間にわたり懇切丁寧なご対応をいただいた㈱高見澤の皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
 本文は総合経営学科 兼村 智也准教授から寄稿していただきました。
このページ先頭へ