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スポーツ健康学科犬飼教授のクラス企画で企業見学へ

学生の立案した企画で、「信州ミルクランド株式会社」様への企業見学を実施しました。
 10年前に創業となった「信州ミルクランドあづみ野工場」は、大学から車で5分ほどの場所にあり、本学からも卒業生2名が就職されているとのことでした。
今回の企画は、あづみ野工場入口に「アンテナショップ」を設けたことをきっかけに、百瀬清一社長様自らが、知り合いの学生に声をかけて下さって実現したものです。
 現在、乳製品の県下最大のシェアをほこる信州ミルクランドでは、県内の牛乳の3分の1、そして市内の学校給食に出される牛乳の7割を担っているとのことです。展示の製品パッケージを見た学生は、一様に「これ飲んだことがある」と口にするほど馴染みのものばかりでした。工場見学の後は、つくりたての牛乳・ヨーグルト・アイスクリームをいただき、大満足の企業訪問となりました。学生の感想を紹介します。
梓水苑に向かう道沿いに牛のモニュメントが見つかったら、そこに信州ミルクランドのアンテナショップがあります。皆さんも立ち寄ってみてください。

◆学生の感想から◆
5月25日(火)の1限目に犬飼クラスで信州ミルクランド株式会社の工場見学に行きました。
信州ミルクランドでは牛乳・加工乳・ヨーグルト・デザートの製造・販売を行っています。 私は、毎日乳製品を食べますが、食べているヨーグルトが信州ミルクランドで製造されていることを知り信州ミルクランドは自分にとって身近な会社だと思いました。
また、信州ミルクランドで製造されたヨーグルトには、LKM512(生存型ビフィズス菌)が含まれていることを知りました。従来のビフィズス菌は胃酸に耐えることが出来ず、ほとんどのビフィズス菌が胃酸によって死滅してしまいます。しかし、LKM512は胃酸に耐え抜くことができ、大腸に作用することができます。 LKM512が腸まで届くことによって、腸内でLKM512が増殖します。LKM512は、ポリアミンの濃度を向上させます。ポリアミンの濃度向上は、アトピー性皮膚炎の改善や大腸ガンに関係が深いと言われている変異原性を減少させます。LKM512は疾病予防に効果的だとの説明を聞くことができました。
製品を製造する過程を見て、一つの製品を作るまでには、検査から殺菌までを徹底していることを知りました。消費者のことを考えて安全のためなら、どれだけ時間がかかってでも安全な製品を販売したいという想いが工場見学をしている中で伝わってきました。
製品を通じて消費者の立場になって考える信州ミルクランドから、相手の立場になって考えることが重要だと思いました。     スポーツ健康学科2年 太田 佳祐

本文はスポーツ健康学科の犬飼己紀子教授に執筆していただきました。
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