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法政大学「地域政策研究賞」奨励賞を受賞 まちが変わる~松本大学生が関わった松本のまちづくり~ (松本大学出版会)

第7回 法政大学「地域政策研究賞」の授賞式が、1月19日(火曜日)に、法政大学のボアソナード・タワー26階スカイホールにて開催された。

 この授賞式で、「まちが変わる 若者が育ち、人が元気になる~松本大学生がかかわった松本のまちづくり」(松本大学出版会)が、第7回 法政大学「地域政策研究賞」の奨励賞を受賞した。当日は、受賞者による小講演も行われた。

 この本は、総合経営学部の2期生22人がゼミナール活動として取り組んだ松本のまちづくりについての研究と実践についてまとめた卒業論文をもとに、編集してまとめたものである。

 バリアフリー、子育て支援、自然という3つの視点から、松本のまちの現状と課題、今後のあり方を提案する第1部と松本駅アルプス口の住民が景観を守り、安心して暮らせる街づくりへの取り組みへの関わりをまとめた第2部によって構成されている。

 法政大学「地域政策研究賞」は、過去1年間、地域政策に関する研究・提言をおこなった優れた図書や論文等を公募し、法政大学が選考の上、表彰するもので、授賞理由としては、① 学生が主体的に実際にまちづくりに参画している点、② 学生のまちづくりの参画が教育的に有効である点、③ 学生のフィールドワークや研究者の事例研究を超えた実践的な学生のまちづくりの関わりである点の3点とされている。

 本学の地道なまちづくり・ひとづくりの取り組みが、学術的にも教育的にも高く評価されたことは、「地域とともに地域の若者を育てて地域に返す」という本学の理念がこれからの社会にとって現代的な意味を持つこととされたともいえ、今後もこのような取り組みを続けていきたいと考えている。
 本文は総合経営学部 観光ホスピタリティ学科 白戸洋教授から寄稿していただきました。
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