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2009/12/02

新村地区防災訓練を松本大学で開催

11月22日(日)の午前、松本大学第一体育館と屋外を会場に新村地区防災訓練が行われた。新村地区は松本市の防災モデル地区に指定されており、14町会の代表、消防団、市役所防災課が参加しての250名規模の訓練となった。

 松本大学は松本市の協力依頼を受けて、学生11名、教職員3名が参加した。

 訓練は各町会から体育館までの誘導、避難所(体育館)内での炊き出しや救護、屋外での倒壊家屋からの救助講習と多岐にわたった。

 松本大の参加者は総合経営学部観光ホスピタリティ学科尻無浜准教授、総合経営学総合経営学科矢崎准教授の協力を得てビデオ記録、炊き出し、心臓マッサージ模擬体験、町会からの避難誘導に分かれて体験とサポートを行った。以下にコーナーを担当した学生から寄せられたレポートを紹介する。



 私は、今回の防災訓練でおもに炊き出しの訓練に参加しました。炊き出し班では、避難者全員分の五目御飯を炊き出しました。作り方は、非常食用の具にお湯を入れるという簡単な方法ですが、炊き上がってからが重要で、約260名の避難者に行渡るように260個分のおにぎりを15名程度で素早く作らなければなりません。衛生面に気をつけ手を消毒し、サランラップで女性の拳ぐらいの大きさににぎります。この作業を円滑に行うには、チームワークが必要とされ、災害時には冷静さ迅速さが要求されると思いました。

 これらの訓練の経験が一度でもあるかないかで、災害が起きた時の動き方に大きな差が出ると思いました。大変貴重な防災訓練になりました。(4年小澤悠維)



 防災訓練に私達学生も参加させて頂き、倒壊家屋からの救助・初期消火訓練など実際に災害が起こった時の対応を学ぶことができ、私自身、防災に対する意識が高まりました。今後防災訓練に加わる学生が増えて新村地区の方々と交流することで、人とのつながりが深まり、防災に対する意識も高まると思います。

 実際の災害では近くの学生が地域の方々と協力して対応する上での良いきっかけとなったと感じました(4年太田優梨亜)
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