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2009/11/18
  • アウトキャンパス・スタディ事例

「銀行論」(藤波大三郎教授)のアウトキャンパス・スタディ長野銀行本店を訪問

11月18日(水曜日)、松商短期大学部の銀行論の講座において、長野銀行様の本店を訪問するアウトキャンパス・スタディを実施しました。
 銀行論の講義では全国銀行協会調査部編『図説 わが国の銀行』を用いて講義を進めています。今回のアウトスタディ・キャンパスでは、講義で学んだことに基づいて事前に参加者が質問を用意し、長野銀行様から回答をいただき、質疑を行いました。
 冒頭に中條常務様よりお話をいただき、続いて総合企画部小林尚文次長様から回答をいただきました。また、本学OGを含む3名の女性行員の方々からも回答をいただきました。一方、学生は携帯メモ帳『EYE』(Edit Your Everyday)を用いて回答を記録しました。
 学生の感想は、「専門用語が多く出てきて、まだまだ理解できず、勉強不足だと感じました。これからの自分の時間の使い方、目標が見えてきました」、「先輩のお話を聞いて私も銀行員を目指したいと思いました」などいうものでした。
 また、簿記やマーケティングの学習が銀行業務に活かせるとの回答を聞き、納得した、驚いた、といった感想もあり、日頃の学習の意味を再認識した学生も少なくないようです。
「『地域は教材の宝庫』であり、学生を積極的に地域に出し、学ばせ、愛着を持たせ、誇りを持たせる」(細野助博中央大学教授:2009年6月17日付日本経済新聞朝刊「経済教室」)ことが、今回のアウトキャンパス・スタディにより、ささやかではあるが出来たのではないかと思います。
「百聞は一見に如かず」という諺の通り、銀行の現場に触れた学生の皆さんの今後の成長を期待すると共に、今回の企画に賛同いただいた長野銀行様に深く感謝致します。
 本文は松商短期大学部の藤波大三郎教授に執筆していただきました。
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