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2009/09/01
  • アウトキャンパス・スタディ事例

できるだけ多くの人が使いやすいデザインを学ぶ!廣瀬ゼミ『トヨタ ユニバーサルデザインショウケース』研修報告

コレクションウォール全体とグッズbar(手前)

福祉車両の体験

パーソナルモビリティ「i-REAL」運転体験

ゼミ集合写真

夏休みを利用して、8月26日~27日に廣瀬ゼミでは研修旅行に行ってきました。廣瀬ゼミでは、前期からユニバーサルデザイン(Universal Design 以下「UD」とする)を学び、自分たちでUDの商品やアイディアを考えてきました。今回の研修では、既に商品化されているものに触れたり、企業が実際にどのような視点でUDを取り入れているか体験し、今後の活動に応用的に取り組めるようにする事を目指した。
 東京都江東区にある『トヨタ ユニバーサルデザインショウケース』は、UD展示はもちろん自社の自動車デザインにおけるUD視点を取り入れたデザインの変化や、福祉車両(乗り降りをサポートする機能や、障がい者の運転を補助する装置などを備えた車両)を体験できる場所となっています。
 「コレクションウォール」は、壁一面が400点ものUD商品が展示されています。オフィスやキッチン、リビング、アウトドアなど暮らしに密着したものが多く、UD商品と知らずに使用しているものもありました。また「グッズbar」は、手にとって確かめられる商品が置かれていました。ゼミナールの授業中に紹介したコクヨの「プニョプニョマグネット」もありました。

【パーソナルモビリティ「i-REAL」運転体験】
 トヨタは、未来のパーソナルモビリティとして、歩行(歩く速さ)から車両(原動機付き自転車レベル)までを視野に入れた商品の開発を行っており、この「i-REAL」は昨年度の東京モーターショーでも紹介されていました。廣瀬ゼミでは、タウンモビリティに関する勉強の一環で「ハンドル付き電動車いす(スズキのセニアカー)」の安全運転指導者講習会も受けており、高齢者や障がい者の移動手段(パーソナルモビリティ)について考えてきました。この移動システムに興味を持った2名の学生が「i-REAL」運転体験を行いました。世界に7台しかない未来の乗物を体験は刺激的であったと同時に「段差はどのくらい越えられるのか」など疑問を持っていました。
 たくさんのUD商品や、未来に向けた取り組みから学んだ事を、卒業研究に活かされることと思います。

【ガンダムも見てきました!】
 『トヨタ ユニバーサルデザインショウケース』はお台場にあり、この時期は多くのイベントがありました。潮風公園には「実物大ガンダム」がそびえ立っており、研修後にガンダムを背景に記念写真を撮りました。
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