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2008/07/28
県内優良企業2社を訪問 総合経営学科 兼村ゼミ2・3年生
ダイシンでの工場・社内見学
三洋精密での工場・社内見学
三洋精密・中山常務のお話を聞くゼミ学生たち
長野県の優良企業研究をテーマにする兼村ゼミでは、前期の締めくくりとして7月10日、17日の両日、県内企業2社を訪問いたしました。長野県には、目立たないですが日本、いや世界に誇れる技術を持ち、業績を伸ばす企業が少なくありません。こうした企業を実際に訪問することで、少しでも地域産業・企業について理解を深め、興味をもってもらうことが目的です。
まず10日に訪問しましたのが、塩尻市にあるダイシン株式会社です。同社は携帯電話等に使われる大きさ1ミリ以下の微細な電子部品を一列にならべ、これを生産ラインに供給する「パーツフィーダ」という装置をつくる会社です。従業員は70名ながら、非常に特殊な「オンリーワン」の製品のため、世界中のメーカーから注文が集まる「グローバル・ニッチ(すきまという意味)トップ」の企業です。その分、仕事は忙しいですが、職場の環境等もよく若い従業員の活気に満ち溢れています。
そして17日に訪問しましたのが、上田市にある三洋精密株式会社です。同社は携帯電話がマナーモードの際に振動するバイブレーション・モータで世界シェアの3割を持つ会社です。上田の本社は300名の従業員ながら、中国などの海外拠点を含めると1万6千人、本社はその司令塔としての役割を果たしています。
訪問先企業では、まずは会社や仕事のお話をうかがい、次いで工場・社内見学、そして担当の学生3~4名から質問をするというかたちで行いました。もちろん学生にとって、こうした場で企業の方とやりとりするのは初めてです。また事前に私が「訪問先での姿勢や態度は大学や自分達の評価にもつながることを十分に認識すること」という話をしたせいか、日頃とは違い、学生達は緊張した様子でした。しかし、こうしたなかで日常、接する機会がない地域企業を知ることは自分たちの将来を考えるきっかけにもなり、間近に迫る就職活動に向け、いい経験にもなるかと思います。また両社とも卒業生が数名就職しておりますが、その奮闘ぶりをみることも学生の励みになります。こうした場をできるだけつくるべく、後期も、代表的な県内企業を訪問する予定でおります。
「百聞は一見にしかず」ではありませんが、実際に企業の方からお話を聞くのは、私が話をするよりも大きなインパクトを学生達に与えることは間違いありません。最後になりましたが、ご協力いただきました両社には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
本文は、総合経営学科の兼村智也准教授から寄稿していただきました。
まず10日に訪問しましたのが、塩尻市にあるダイシン株式会社です。同社は携帯電話等に使われる大きさ1ミリ以下の微細な電子部品を一列にならべ、これを生産ラインに供給する「パーツフィーダ」という装置をつくる会社です。従業員は70名ながら、非常に特殊な「オンリーワン」の製品のため、世界中のメーカーから注文が集まる「グローバル・ニッチ(すきまという意味)トップ」の企業です。その分、仕事は忙しいですが、職場の環境等もよく若い従業員の活気に満ち溢れています。
そして17日に訪問しましたのが、上田市にある三洋精密株式会社です。同社は携帯電話がマナーモードの際に振動するバイブレーション・モータで世界シェアの3割を持つ会社です。上田の本社は300名の従業員ながら、中国などの海外拠点を含めると1万6千人、本社はその司令塔としての役割を果たしています。
訪問先企業では、まずは会社や仕事のお話をうかがい、次いで工場・社内見学、そして担当の学生3~4名から質問をするというかたちで行いました。もちろん学生にとって、こうした場で企業の方とやりとりするのは初めてです。また事前に私が「訪問先での姿勢や態度は大学や自分達の評価にもつながることを十分に認識すること」という話をしたせいか、日頃とは違い、学生達は緊張した様子でした。しかし、こうしたなかで日常、接する機会がない地域企業を知ることは自分たちの将来を考えるきっかけにもなり、間近に迫る就職活動に向け、いい経験にもなるかと思います。また両社とも卒業生が数名就職しておりますが、その奮闘ぶりをみることも学生の励みになります。こうした場をできるだけつくるべく、後期も、代表的な県内企業を訪問する予定でおります。
「百聞は一見にしかず」ではありませんが、実際に企業の方からお話を聞くのは、私が話をするよりも大きなインパクトを学生達に与えることは間違いありません。最後になりましたが、ご協力いただきました両社には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
本文は、総合経営学科の兼村智也准教授から寄稿していただきました。
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