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2008/01/23

オリジナル味噌を使用して商品開発 「食品学実験」で発表

健康栄養学科1年生の必修科目「食品学実験」(担当:矢内和博講師)では、6号館実習食堂において、地元・新村地区の大豆を加工した味噌を使用した商品を開発し発表会を開いた。



 初日の22日は、6グループが実際に自分たちが考案した商品を調理し、中野和朗学長、廣田直子教授をはじめ健康栄養学科の教員、そして取材に訪れた新聞社の記者に試食をしていただき感想を聞いた。

 プレゼンテーションでは、商品コンセプトや想定した販売対象者を発表し、100gあたりの成分や製造原価、そして実際に販売するとしたら、いくら位が妥当か説明した。

 商品のネーミングも、「ミソッキー」(味噌とクッキー)や「みそグラ」(味噌に牛乳を加えた冷凍食品)などユニークなものが多かった。味噌とアイスクリームをブレンドしたグループでは、原価41円に105円という値段を付け容器のデザインまで考案した。「道の駅やサービスエリアで販売したい」と語り、商品開発に前向きな姿勢を示した。

 

 全体の講評では、「味噌は味が濃いので、コンニャクなど食材選びにも気を遣い、素材の味を引き出すように工夫したらどうか」 「調味料として保存性はどうなっているか」など多くの意見や質問が寄せられた。実際の商品開発までは、いくつかの課題もあるが、1年間の講義を修了し、成長している学生の姿が確認できた。
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