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2007/04/01

健康栄養学科の廣田直子教授が監修 「家食」パラダイス!」が信濃毎日新聞社から発刊

信濃毎日新聞社出版部編 定価1,575円(税込み・本体1,500円)

本学人間健康学部 健康栄養学科の廣田直子教授は、このたび信濃毎日新聞社出版部が編集・発行した書籍「家食パラダイス!」で監修を務めた。『家食(いえしょく)』とは、家で食べる食事、あるいは家族と食べる食事のこと。手作りのものはもちろん、買ってきたお弁当も、家で食べれば『家食』と定義している。

本書は3部で構成されており、1部では、時間に追われる現代人の日常生活に考慮し現実的に取り組める対策や、「人と食は同じ環境で育つ」という考えから「地産地消」の大切さを呼びかけている。また、廣田教授らが参加して作成した「信濃の国バランスガイド」を用いた栄養感覚を簡単に身につける方法、そして、家庭こそが食の大切さを伝える重要な場とした「食育」の重要性を説いた記事等が紹介されている。

 2部では、一般の方から寄せられた普通の家庭の朝食と夕食、それぞれ100食が写真入りで紹介されており、廣田教授が講評を寄せている。

また、本学健康栄養学科で「応用調理学」等の特別講師を務める予定になっている藤木徳彦氏(フランス料理店シェフ)が、ご自身の1週間の献立を紹介している。仕事柄、“まかない料理”が多いとのことだが、プロの料理人としての技術がいかんなく発揮されたメニューになっている。

 3部では、健康に対する食生活などの悩みについて一般の方の質問に廣田教授らが答えているが、「メタボリックシンドロームが心配だが、食事で気をつけることは?」というような身近な話題が掲載されている。

 本書の中で廣田教授は、『家食』では、人それぞれの生活スタイルへのこだわりを垣間見ることができた。気になった献立があれば、ぜひ取り入れてみてほしいと述べている。
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