新着ニュース

2004/08/27

東海テレビ放送見学

8月27日、 清水ゼミナールでは、 東海テレビ放送を訪問し「東海テレビのマーケティング戦略顧客満足の追求」 というテーマで東海テレビ放送編成局ゼネラルマネージャー阪田晃様よりお話を伺うことができた。

 学生が事前に作成した質問に基づいて、東海テレビ放送の組織と業務内容、テレビ局のビジネスモデル、番組編成と視聴率、 営業形態、 番組制作の仕組み、 民間放送の今後の課題と多岐にわたる内容を具体的な事例を挙げながらご説明いただいた。



 その後、テレビ局内を見学し、総務局の小森景一郎様のお話を伺った。ニュースの撮影スタジオや報道局の緊迫した雰囲気を味わうことができ、貴重な体験であった。

 フジテレビ系列の東海テレビは、関西テレビの次に大きく、自主制作ドラマ『牡丹と薔薇』をヒットさせたことは記憶に新しい。またF1に強い放送局である。F1とは、競走用自動車のフォーミュラー( Formula )ではなく、女性( Female )の二〇歳から三四歳の年齢層に強いという意味だちなみにF2は三五歳から四九歳、 F3は五〇歳以上で、男性はM1、M2 M3で表現される。その特性を生かした番組制作が行われ CM契約が結ばれる。

 テレビ局では一秒でも放送が流れなければ、放送事故となる場合がある。 常に時間と戦っていらっしゃる阪田様、小森様から四時間以上にわたるレクチャーを受けることができたことは大変な喜びである。

 今回このような機会を持つことができたのは、同じくフジテレビ系列の長野放送松本営業部長の佐藤英雄様が日時のセッティングおよび当日付き添ってくださったお陰である。あらためて、お三方に厚く御礼申し上げます。
 本稿は清水聡子助教授から寄稿いただきました。
このページ先頭へ