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まちが変わる

若者が育ち、人が元気になる
松本大学生がかかわった松本のまちづくり

編集 白戸 洋
ジャンル 教育
定価

1,500円+(消費税別)

本のサイズ A5版 横148mm×縦210mm
ISBN ISBN-10:4902915138
ISBN-13:978-4-902915-13-6
発行年月 2009年03月
  • 書籍データ
  • 目次
  • 著者からのコメント
  • ご購入

目次

序言
はじめに

第 1 章 バリアフリーとは何だろう
第 2 章 自然を活かしたまちづくりを考える
第 3 章 子育てにやさしいまちづくりを考える
第 4 章 まちづくりの担い手として
第 5 章 壊れてしまった街に学生が出会って
第 6 章 コミュニティを創ろう
第 7 章 安心して暮らせる街づくりのために
第 8 章 アルプスの見える駅西のまちづくり
第 9 章 学生たちは巾上で何を学び、何を残したか
第10章 学生たちがきっかけとなったまちづくり

おわりに
謝辞

著者からのコメント

松本大学は、平成14年に地域と連携し、地域とともに若者を育てることを理念として開学しました。本書は、開学の2年目に入学してきた総合経営学部の白戸・高橋ゼミナール22名の学生が、松本のまちづくりに関わった記録であるとともに、松本大学の地域づくりへの取り組みの記録でもあります。
大型店の郊外への進出やモータリゼーションなどで、どこの地方都市も客足が遠のき、シャッター商店街となってしまっています。その中で、松本の中心市街地の魅力を学生なりに発掘し、問題や課題を自らの問題として捉えながら解決していこうという学生の姿から、若者が参画したまちづくりの未来像がみえてきます。
また、本書では、駅の新設に伴う駅前広場の整備事業や道路の拡幅などによって、人口の3割が転出し、コミュニティの崩壊の危機に直面した、松本駅西地域で、地域住民と学生が協力して取り組んだ、「アルプスの見えるまちづくり」について、その始まりから経緯を学生なりの視点で紹介しています。「まちづくりって、人の心を変えることだね」という彼らの言葉は、まちづくりの本質を捉えており、これからのまちづくりの指針となると思います。
このようなまちづくりを通じて、学生たちが時には悩み、時には笑う姿からは、地域の人々が持つ教育力の可能性を感じることができます。特に、地域の人々と学生という立場の違いから、時には衝突し、それを乗り越えていくことで若者が育っていく姿からは、大学の教育のあり方を考えるきっかけになるのではないでしょうか。
本書をきっかけに、さらに若者が関わった、元気な地域に向けて、さらなる取り組みをしていきたいと考えています。

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