あずさの森のピタゴラス
教育学部の教員の思いと研究
著者・編集 | 松本大学教育学部 |
---|---|
ジャンル | 教育 |
定価 |
1,600円+(消費税別) |
本のサイズ | A5版、並製本、本文270頁 |
発行年月 | 2019年07月 |
教育学部の教員の思いと研究
著者・編集 | 松本大学教育学部 |
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ジャンル | 教育 |
定価 |
1,600円+(消費税別) |
本のサイズ | A5版、並製本、本文270頁 |
発行年月 | 2019年07月 |
刊行にあたって
第1部 教育学部の先生の思いや願い〈エッセイなど〉
第1章 教師という仕事 ─45年間教育に携わってきて─ …………… 今泉 博
第2章 教育学部の学生は、どんなことを考えているのでしょうか?
~大学生の質問 かわティブログの質問から考える~ …………川島 一夫
第3章 贈られし言葉 ……………………………………………………… 羽田 行男
第4章 「楽都松本」に寄せて~私の好きな音楽~……………………… 安藤 江里
第5章 My Great-Great-Grandfather John Cooper Robinson Lived in Japan from 1888-1925. ……………… MEHMET SEAN COLLIN
【和訳】1888年から1925年まで日本で生活した私の高祖父ジョン クーパー ロビンソン…… マーメット ショーン コリン
第2部 教育学部ではこんなことをしています〈活動など〉
第1章 マルタ語学研修&小学校訪問・プレゼンテーション報告 …… 和田 順一
第2章 特別活動と学級の人間関係づくり……………………………… 岸田 幸弘
第3章 松本大学社会進出支援センターにおける就労支援の取り組み
~特別支援学校高等部生徒の職場実習~ ………………小島 哲也 ほか
第4章 “少年非行と特別支援教育・特別ニーズ教育” ……………… 内藤 千尋
第5章 2018年度「基礎ゼミナール」を振り返って……………………… 大蔵 真由美
第3部 教育学部の先生が今考えていること〈論説など〉
第1章 インクルーシブ教育を担う人材育成……………………………… 小林 敏枝
第2章 自信をつければ成績も伸びる?
~自己効力感と学業成績の因果関係の科学的検証研究~ ……… 守 一雄
第3章 「百点をつけないテスト」の蔓延
~学校におけるテストの意義をもう一度考える~ ……………… 守 一雄
第4章 先生、体育って頭使うんですね!……………………………… 濱田 敦志
第 5 章 「知っている」と「理解している」は違う ! ? ………………………佐藤 茂太郎
第6章 理科教材の先用後利型サブスクリプションサービスモデル …… 澤柿 教淳
第7章 日系カナダ人強制収容所について…………………………………大石 文朗
第4部 教育学部の先生の研究していること〈論文〉
第1章 道徳教育の現状と道徳の教科化、特別の教科 道徳」の今後のあり方
~学習指導要領の改訂を通して~………………………… 征矢野 達彦
第2章 小学 6 年生版集団式潜在連想テストの試作と実践 ………… 秋田 真 ほか
第3章 大学入門期の論理的文章の書き方指導における評価・添削の観点と方法
……………………………………………………………國府田 祐子
第4章 英語の使役動詞に関する考察
~語彙概念構造と概念化者の観点から~ …………………… 藤原 隆史
第5部 その他
第1章 松本大学教育学部 1期生と奇跡的に出会うまでの増田の教育関係の軌跡………………………………………………………………………増田 吉史
【書籍紹介】
小学校社会科「みんなにやさしい」価値判断の授業方法 …………………… 秋田 真
執筆査紹介
あとがき
教育学部の教員の思いと研究
松本大学教育学部の学生への指導は、教えられる教科だけでなく興味と好奇心を持って自ら学ぶことをモットーにしています。そんな教育学部にいる教員が、どんなことを思い、考え、研究しているのかを知っていただくための一冊。
(以下刊行にあたってから抜粋)
言葉ではっきりと示されることのない、子どもに影響を与える潜在的な教育効果は「ヒドゥンカリキュラム」と言われています。「隠れたカリキュラム」と訳されることもあります。教師は、それぞれの環境と育ちから独自の「隠れたカリキュラム」を持っています。そして子どもたちにプラスにもマイナスにも影響を与えています。松本大学教育学部では、ここで教育を受けた学生が教師になったときに、彼らが持っているその独自の「かくれたカリキュラム」を発揮して、子どもに良い影響を与えることのできるような経験と知識を与えたいと考えています。(中略)
松本大学の教員たちも、学生を鍛えることで、彼らが教師になった時「かくれたカリキュラム」を発揮してよい教師になることができるように期待して教育を行っています。そんな松本大学の教育を知っていただくためにこの本が作成されました。