“国づくり”の柱は、何と云っても“ひとづくり”です。希望の持てる日本の未来をつくるための“ひとづくり”は、大学・学校を核にして、社会が一体となって進めるべき大事業です。その事業の着実な一歩は、地域社会に根ざした“ひとづくり”です。これが、松本大学の“志”です。松本大学出版会の事業は、この志の実践の一つです。
本学は「地域貢献」を掲げ、「オーダーメード教育」「アウトキャンパス・スタディ」「サポーター教員システム」などによる、「地域まるごとキャンパス」の考えのもと、「〝幸せづくりのひと〟づくり」に励んでいます。
この学生と教職員、学生と地域の方々とが協力して実施している地域連携活動や、そのバックボーンとなっている教員の研究成果をより積極的に公表し、幸せな地域社会づくりに寄与するために、2003年4月より「松本大学出版会」として出版事業を手掛け、多彩な分野で情報発信を続けています。
聡明さゆえ全能の神ゼウスに気に入られ、神々の伝令として仕えた商業の神「ヘルメス〈ローマ語(メルクリウス(マーキュリー)〉」。そのヘルメスは、羽のはえた靴と帽子を身に付け、2匹のヘビがからまる杖を手にしていました。松本大学出版会では、商業の神ヘルメスの杖を統一イメージとしています。