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  4. 学校教育学科の守教授、カナダで開催されたシンポジウムで研究成果「日本の女子中学生は理科でつまずく」を発表

[ 2017.07.31 ]

教育学部学校教育学科
教授 守 一雄


日本の中学生の成績が中学校3年間でどう変化するかを教科ごとに調べてみると興味深い結果が得られました。
それは、理科の成績だけが入学直後には男女差がないのに、徐々に差が生じ、卒業までには女子の成績が男子より下がって差がはっきりと現れるようになるというものです。国語や数学、英語などではこうした傾向は見られません。

どうしてこうした差が生じるのかについては、まだ解明ができていませんが、カナダのマクマスター大学で開催された「教育と認知に関するシンポジウム(McMaster Symposium on Education and Cognition)で発表し、いろいろな研究者からたくさんのコメントをもらいました。
女子の科学分野での成績不振は、アメリカやカナダでも見られるとのことで、活発な意見交換ができました。

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