5月13日、地域づくり考房『ゆめ』の学生プロジェクト
「ええじゃん栄村」の3役を務める学生たちが栄村役場を訪ねて、活動報告と懇談を行いました。
栄村側からは、森重俊幸副村長、齋藤和幸特命対策課長、栄村社会福祉協議会の広瀬義昭氏、大塚幸一氏が出席し、1時間を超える意見交換の場となりました。
「ええじゃん栄村」リーダーの雨宮里穂さん(健康栄養学科2年)から、「復興の現状や課題について教えてほしい」との質問に対して、特命対策課長からは「地震の被害への復旧は98%以上完了しており、一部水道の水源地確保を残すだけである。しかし同時に、震災前からの課題であった人口減少や過疎化が震災を機に一気に加速しており、それらへの対策が村としての課題」との説明がありました。
昨年末着任された森重副村長からは、「冬の寒さと豪雪そして過疎化というマイナスを逆手にとり、小さな村だからこその魅力を発信していきたい」「ええじゃん栄村のみなさんも何回でも村を訪れて、春は雪下ニンジン、これからは根曲り竹、温泉など村の魅力を体験や交流を通じて発信してほしい。村では各部署連携して応援する」と激励をいただきました。
学生からは、「津南町・秋山郷・栄村主催」の料理コンテストへの応募表明や、昨年の「
食と農林漁業大学生アワード(農水省主催)」のファイナリスト特別賞である"株式会社マイナビ「
学生の窓口」サイトでの記事掲載権を活用して、栄村体験を全国に発信する計画をお伝えました。
ええじゃん栄村プロジェクトは2012年から活動を始めて5月現在で総合経営学部、人間健康学部の2学部10名が活動中です。