8月2日(火)に研究倫理に関する講習会「研究に『倫理』が必要なのはなぜか〜哲学研究から医学研究まで〜」を開催しました。
教職員に加えて、大学院生・学部生の34名が参加しました。
講師は、東京大学大学院医学系研究科保健管理学の中澤栄輔先生にお願いしました。
講演は、「科学と倫理・哲学」「研究における公正さ」「倫理とは最低限のルールか、人を対象とした研究の倫理」の3部構成で、いくつかの具体的事例をもとに説明いただき、合間に演習問題を設定し、参加者との間で意見交換を行いながら進みました。
研究不正が起こらないように、研究者個人の倫理観はもとより、大学の組織的取り組みも必要であること、そのバランスをうまくとる必要があると示唆をいただきました。