総合経営学部観光ホスピタリティ学科 4年
白戸ゼミナール 矢口 素江
私たち白戸ゼミナールでは、昨年度から「まつもと城町市民コンシェルジュ」と共同で日本酒チョコレートの開発を行っています。松本市のお土産として定着を狙った商品です。
この商品の開発は、ボランティアで松本の観光案内をやられている「まつもと城町市民コンシェルジュ」の方の体験から始まりました。
松本市を観光されていかれたお客様から、「松本のお土産を買ったのよ」と言って見せていただいた紙袋が、松本のものではなく、北信のお菓子屋さんのお土産だったり、また「松本」のお土産として紹介できるようなものが少ないことにショックを受けたとのことでした。
このお話をお聞きし、昨年度から「日本酒チョコレート~松本蔵巡り~」の開発が始まりました。
昨年度は、松本市内の3つの酒蔵から特徴あるお酒を提供していただき、「井上百貨店アイシティ21」での学生によるイベントでの販売や、各酒蔵などでも販売して頂きました。
今年度は更に、松本市内の6蔵すべてにご参加頂き、「日本酒チョコレート~松本蔵巡り~ 第2章 純米吟醸食べくらべ」として開発・販売をしました。
溶かしたブラックチョコレートに各純米吟醸酒を入れ、ペーストにしたものを四角くカットし、上からチョコレートコーティングしたものです。ひとつひとつが各酒蔵様の特徴あふれるお味となっています。
そして、1月20日に本学で行われた、「日本酒チョコレート商品発表会」にて、商品の紹介や販売店舗などを発表し、多くのメディアの方々に紹介しました。私はあのような場は初めてでしたので、少々緊張してしまいました。
販売については、1月21日から、井上百貨店にて販売を開始し、またスドージャムの信州須藤農園や井上百貨店のサイトでのインターネット販売も予定しています。
また、2月7・8日には、「井上百貨店アイシティ21」にて県内の商業高校の高校生と一緒に学生自らが販売を行います。
今後の展開としては、毎年違う種類のお酒を使用し、「日本酒チョコレート」として松本のお土産として定着を目指していきたいと思います。
また、市民の皆様にも「日本酒チョコレート」を完全に認知していただき、松本のお土産と言ったらこれがあるよとご紹介していただけるような商品となれればと思っております。