松本大学松商短期大学部 准教授 金子能呼
金子ゼミでは、マーケティングの実践的な活動としておにぎりの商品開発に取り組んでいます。
すでに2年生はこれまでの取組み内容を卒論としてまとめる作業に入り、活動はいよいよ1年生に引き継がれます。
たかがおにぎりとは言え、商品化を前提としているため、つくる際には材料を正確に計量するなど緻密さが求めらます。
気を配らなければならない行程がいくつもあるため、全力を尽くす覚悟が必要かもしれません。
そんな本気のおにぎりづくりを、今日は2年生が1年生に伝授しました。
初めてのおにぎりづくりに若干の緊張感を漂わせて臨んだ1年生たち。
慣れない手つきでオタオタしつつ、びっくりするほど丁寧に作業していました。
そして2年生はというと、1年前には同じようにオタオタしていたのに、今日は先輩らしくテキパキと指示を出したり、1年生を見守りフォローする貫禄まであるから驚きます。
たった1年でこの成長とは!胸が熱くなりました。
それだけみんな本気でおにぎりをつくってきたということなのでしょう。
おにぎりまみれの青春万歳だと思いました。
盛り気味におにぎりづくりの大変さをアピールしてしまいましたが、おにぎりづくりがはとても楽しくもあります。
ゼミ中は、基本的に笑いが多いのが特徴です。
今日無事にバトンタッチができたので、これからは1年生たちがさらにおいしいおにぎりづくりに奮闘し、笑いの絶えない楽しいゼミにしてくれることを期待しています。