人間健康学部 健康栄養学科 専任講師 成瀬 祐子
今回は病院給食です。
常食と糖尿病食を考案し、提供しました。
本日のメニュー
『院内オリジナル 野菜たっぷり中華定食』
<常食>
・ごはん
・鶏からあげの野菜あんかけ
・きゅうりともやしの中華和え
・春雨スープ
・杏仁豆腐
<糖尿病食>
・ごはん
・棒棒鶏
・人参と筍の中華風きんぴら
・かにかまぼこときくらげのスープ
・キウイフルーツ
入院中の患者様にとって、食事は治療であるとともに、数少ない楽しみのひとつであることが多いです。
毎回の食事を楽しみに待ってくださっている患者様をがっかりさせないためにも、病院で提供する給食に携わる人たちの責任は重大です。
各病院とも、エネルギーや塩分など様々な制限があるなかでも楽しく美味しく食べていただくために、献立や調理方法に工夫を凝らしています。
学生たちは今回初めて糖尿病の献立をたてましたが、調味料の配分を工夫したり、生姜やごま油を使用するなどして、喫食者にも満足していただけたようでした。
このような実習が、将来実際に病院で給食を提供する第一歩になってくれればと願っています。